殺人物件は相場よりも低く設定されていることが多い
一般的な物件ではなく、殺人物件の場合は相場よりも低く設定しないと中々契約するのが難しいです。
物件的には特に問題がなくても精神部分や霊的現象などを気にする人が多いので、契約を前向きに考える人が少ないです。
経済的な負担を少なくしたいと考えている人は、あえて殺人物件を選択することで支払うお金を減らすことが可能になります。
ただ殺人物件を取り扱っている不動産会社によっては、真実を伝えてしまうと興味を持つ人が減ってしまうため、前向きに喋ってくれない場合があります。
明らかに相場よりも低く、特に問題ない時は殺人物件の可能性があるので事前に質問しておくことがポイントです。
不動産側としては殺人が起きた物件として、必ず報告しなくてはいけない訳ではありません。
そこでこちらから質問することで、もしトラブルが発生している建物だった場合はきちんと伝えないといけないので教えてくれます。
このような住まいを選択しても必ず霊的現象が起こる訳ではないので、興味を持っている人はよく考えることが必要です。
殺人物件の売却を希望する場合には修繕が必要
殺人物件は室内に事件の痕跡が残ってしまいますので、そのままでは売却できません。
痕跡が残っている部分を修繕する必要があり、特殊清掃等が行われることもあります。
リフォームを行う場合には、広さや痕跡の種類によって費用が異なりますので、まずはいくつかの業者から見積もりを出してもらいましょう。
一口に殺人物件といっても状況は様々であり、実際に見てもらわないと正確な額を算出できません。
ですから、依頼をした後は室内を見てもらい、どの部分にどのような処置が必要なのかについて具体的な提示を受けます。
その内容や額に納得ができれば依頼をすることになり、修繕が行われた後は売却もスムーズです。
中には事故物件を専門に手掛けている業者もあり、リフォームをしなくても売却できるケースもあります。
どのような対応を取っているのかを調べるために、無料査定を受けることをお勧めします。
壁紙や床の交換程度なら数万円で住みますが、設備を全て交換するとまとまった額が必要です。